1万人達成の記念撮影に納まる栗本恭子さん(左から2人目)と石見啓子さん(同3人目)ら=松江市袖師町、島根県立美術館
1万人達成の記念撮影に納まる栗本恭子さん(左から2人目)と石見啓子さん(同3人目)ら=松江市袖師町、島根県立美術館

 島根県立美術館(松江市袖師町)で開催中の企画展「住友コレクション名品選」(山陰中央新報社、島根県立美術館など主催)の来場者が29日、1万人に達し、節目となった松江市西川津町の石見啓子さん(74)と栗本恭子さん(50)親子に記念品が贈られた。

 石見さんと栗本さんの共通の趣味は美術鑑賞。米山祐司副館長から図録を受け取った栗本さんは「モネや有名画家の作品が島根で見ることができ、うれしい」と喜んだ。

 企画展では、住友家当主が世界各地から集めたクロード・モネや岸田劉生など世界や日本を代表する作家の絵画85点が並ぶ。

 30日午後2時からは専門学芸員による講座がある。セット券は一般当日1300円。毎週火曜が休館。11月6日まで。 (林李奈)