第三章 宝船(四十八)
「あれ、どら蔵じゃないか」
どこかで誰かが呼んでいる。低いが女の声で、振り向けばやはりおれんだ。
「どうした。おい、何で立ち止まらねえ...
第三章 宝船(四十八)
「あれ、どら蔵じゃないか」
どこかで誰かが呼んでいる。低いが女の声で、振り向けばやはりおれんだ。
「どうした。おい、何で立ち止まらねえ...
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