9日にあった出雲駅伝ではレース後、本番で走ることができなかった選手を対象にした記録会が開かれた。出雲市陸上競技協会が約30年前から行う取り組みで「もうひとつの出雲駅伝」として注目度が向上。伊藤蒼唯選手(19)=駒大、出雲工高出身=ら参加者がその後、大きく成長するケースもあり、多くの陸上ファンが選手の走りを見守った。

 出雲駅伝は各チーム10人を選手登録できるが、走ることができるのは6人のみ。記録会は、駅伝に出場したチームの監督からの「せっかく出雲に来た部員たちに思い出をつくらせてあげたい」との思いに応える形でスタート。出雲市陸協が...