ソフトウエア開発の(株)シーエスエー(和田正志社長)が出雲市上塩冶町に社屋を新築移転した。合わせて、主力の積算見積もりソフト「積算らいでん」の開発体制を強化し、売り上げを2020年度の約3億7500万円から3年後に4億2千万円超に増やす目標を掲げる。
積算らいでんは建築設備工事業者を対象としたソフトで、国内3千社で導入されるなど高いシェアを誇る。顧客のニーズに沿ったカスタマイズ開発が増えており、一層の事業拡大に向けて体制を整えた。
新社屋は木造平屋(617平方メートル)で投資額は約2億7千万円。20年8月に着工し、21年3月に完成した。部署を超えた業務の効率化とコミュニケーションの活性化に向け、風通しの良いオープンフロア型オフィスを採用。食事・休憩スペースを新設したほか、床暖房や、時間によって明度と色味が変化する照明を新しく導入し、ストレス軽減を図った。
建設に当たり、19年10月から24年3月までに11人の新規雇用を計画。島根県の立地計画に認定され、県から3800万円、出雲市から3250万円の助成を受ける。
和田社長(47)は、働きやすいオフィス空間づくりを先導するコクヨ(株)のライブオフィスや地元IT企業の見学を重ね、新社屋の構想を実現。「今後は東京・大阪・名古屋支店の人員を増やして営業にも一層力を入れ、製品の売り上げを伸ばしていく」と話した。













