2万人目の来場者となった清水律子さん(左から3人目)=松江市袖師町、島根県立美術館
2万人目の来場者となった清水律子さん(左から3人目)=松江市袖師町、島根県立美術館

 島根県立美術館(松江市袖師町)で開催中の企画展「住友コレクション名品選」の来場者数が2日、2万人となり、節目に訪れた松江市山代町の主婦清水律子さん(47)に、記念の図録が贈られた。

 清水さんは、企画展会場に入る前に米山祐司副館長から図録を渡され「ずっと楽しみにしていて、ようやく来られた。モネの明るい色合いの風景画を見たい」と笑顔を見せた。

 企画展は6日まで。住友家当主が世界各地から集めた西洋絵画と日本近代洋画の名品計85点が並び、ルノワールと梅原龍三郎など、日仏の巨匠の作品を比較しながら、それぞれの魅力を楽しむコーナーもある。

 観覧料(常設展セット)は当日券一般1300円、大学生千円、小中高生400円。(森みずき)