新型コロナウイルスの5類移行から半年が経過した8日、島根県の丸山達也知事が定例会見で、引き続き職員に一律でマスク着用を求める考えを示した。
島根県は、全47都道府県庁の中で唯一、一律着用させている。丸山知事は「一番慎重に(対応を)しているということだ」と述べた。
対応を緩和する時期は、医療現場が、通常の治療と感染拡大で逼迫(ひっぱく)する懸念もあることを踏まえ、「冬が終わったところでどうするかを改めて考えないといけない」とした。
山陰中央新報社の調査では、国の基準緩和や5類移行を機に、他の46都道府県では庁舎内での「脱マスク」が進んでいる。
(原暁)