出雲高校(出雲市今市町)の新聞部が、第42回島根県高校新聞コンクールの最優秀賞に輝いた。9年連続の受賞で、校内外の話題を伝える記事の完成度や高い発行頻度が評価された。
新聞は号外を含めて年14回発行している。学校長と生徒会長の対談企画のほか、8月に市内であった「出雲神話まつり」の花火大会などを取材し、多角的な視点で伝えている。
10日に出雲市内であった表彰式で、2年の浜﨑蒼空(そら)部長(17)は「途切れることなく、今年も受賞できてうれしい」と喜んだ。審査委員長を務めた山陰中央新報社の日高敏彦読者室長が各校の新聞を講評し「いろいろなことに興味や好奇心を持ち新聞を作ってほしい」と呼びかけた。
コンクールは県高校文化連盟新聞専門部が主催。優秀賞に安来、出雲工業が選ばれ、出雲を含む3校が来夏の全国高校総合文化祭(岐阜県)に出場する。(黒沢悠太)