新聞記事に目を通し、見出しやリードの役割を確認する児童=松江市大庭町、大庭小学校
新聞記事に目を通し、見出しやリードの役割を確認する児童=松江市大庭町、大庭小学校

 NIEチャレンジ校(実践指定校)の大庭小学校(松江市大庭町)で20日、新聞教室があり、5年生84人が記事の書き方を学んだ。今後、学校の出来事や地域の人へのインタビューを記事にまとめ、山陰中央新報の「元気はつらつ新聞」への掲載を目指す。

 児童は5月にも新聞教室を受講し、新聞や記事の構成を学んだ。取材を終えて、今回は記事の書き方を復習。見出し、リード(第1段落)、本文の役割について、山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当の説明を聞き、記事を見ながら確認した。記事に必要な「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように・どうした」の5W1Hの要素をおさらいした後、実際に文章を組み立てた。

 舟木陽茉里(ひまり)さん(10)は「見出しは一番言いたいことを込めて、ひと目で分かるように付けるということが印象に残った。いい記事を書きたい」と話した。