4年ぶりに公表された経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA)で、日本の高校生の読解力が上向いた。約20年間で成績上昇への改革を連発してきたことが「奏功」し、文部科学省幹部は胸をなで下ろす。ただ学習量の増加をもたらし、子どもや教員の日々の余裕が減っている...