島根県邑南町教育委員会が22日、今年5月に予定していた視覚障害者スポーツ「ゴールボール」フィンランド代表の合宿を延期すると発表した。国内外の新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて判断した。

 合宿は当初、東京パラリンピックに合わせて2020年4月に実施予定だったが、新型コロナの影響で見送りを決定。町教委は再度、競技団体と日程を調整して5月8~18日に受け入れる計画を立てた。フィンランドが3月末までロックダウン(都市封鎖)となり、日本も外国人を入国制限しているため、町教委は交流の環境が整う時期を待つとしている。

 教育や福祉先進国のフィンランドと町が目指すまちづくりの理念に合致していることから交流を深め、同町は16年に東京五輪・パラリンピックのホストタウンに登録された。すでに同競技のフィンランド代表は東京パラの出場権を逃したが、今後も交流を続けるとしている。

      (陶山貴史)