自生するかずらを編み込んだユニークな花かごの展示会が松江市玉湯町玉造の出雲玉作資料館で開かれ、来場者の目を楽しませている。
自然の材料を生かした木工品などを制作する松江市玉湯町林、栗原哲朗さん(72)の作品35点が並ぶ。
栗原さんが山林から採取した「かずら」を使った花かごは、ドライフラワーやカラスウリ、ススキなどの草花と合わせ自然な雰囲気が表現されている。150センチほどの大きい作品もあり、細かく編み込まれ素材の質感や作品の形から手仕事の丁寧さや独創性を感じる。
栗原さんは「花かごは県外でも人気の作品。地元の人にも多く見てもらいたい」と呼びかけた。
24日まで、入場無料。午前9時~午後5時。(林李奈)