2011年の東日本大震災では災害ごみが大量に発生し、処理に苦慮する自治体が相次いだ。南海トラフ巨大地震での推定発生量はその約10倍。環境省は事前準備が重要だとし、処理計画の策定や広域処理協定の締結を自治体に促してきたが、いずれも大きく進んでいない。環境省は...