任期満了に伴うJFしまねの役員改選案を理事会が無効にしたことに伴う2度目の役員推薦会議が19日、松江市内であった。委員の半数を占める5人が欠席したため、定款に基づき、議事が成立しなかった。

 欠席したのは、9日にあった前回の役員推薦会議で、岸宏会長が候補に含まれない役員案に賛成した5人とみられる。このうちの1人で、議長を務めた大野賢造氏は「前回の会議で決まっているので再度議論する必要はない。会長の一声でもう一度(推薦会議を)やるというのは、意味がない」と話した。

 総代会に諮る新役員体制を巡っては、9日の役員推薦会議で決まった案を、一部の候補者の承諾書がないなどの理由で理事会が無効と判断した。これに対して島根県は、総代会に向けた公告の要件は満たしていると判断し、水産業協同組合法に基づき、JFしまねに経緯説明を求めている。

 岸会長は取材に応じていない。 (古瀬弘治)