松江市役所本庁舎(松江市末次町)の建て替え事業をテーマに、主張が異なる市議と市民団体の代表を招いた意見交換会を島根大の学生団体が11月1日に市内で開く。市民の来場を募るほか、動画サイト・ユーチューブなどでも配信する。

 若者の政治参加を考える学生団体「ポリレンジャー」が、地方自治の在り方や住民参加のまちづくりに関心を持ってもらおうと企画。同市北陵町のテクノアークしまねで午後4時半から開催する。

 意見を交わすのは、市議会の最大会派で自民党系の松政クラブ(15人)に所属する野津直嗣議員と河内大輔議員、市民団体「松江市民のための新庁舎建設を求める会」の片岡佳美代表、同「松江を考える会」の錦織伸行代表世話人、主催する学生団体「ポリレンジャー」の沢田香純代表(20)=島根大法文学部2年=の5人。

 片岡代表は9月定例市議会で否決された着工延期の是非を問う住民投票条例案の請求者で、野津議員と河内議員は採決で制定に反対した。錦織代表世話人は本庁舎の移転新築を提案している。進行役は中央学院大の福嶋浩彦教授=米子市出身=が務める。

 野津議員は「活発な意見交換を通して新庁舎建設事業への理解を深めてもらうとともに、未来の松江を一緒に考える機会にしたい」と語り、錦織代表世話人は「若い人たちが政治参加やまちづくりに関心を持てる前向きな議論の場にしたい」と話す。

 沢田代表は「さまざまな立場と考えの方が一堂に会する。『より良い松江のためのまちづくりを目指す』との姿勢で共通しており、対立ではなく、対話によって議論を深めたい」と意気込んでいる。

 会場の定員は20人。希望者は30日正午までにメールで申し込む。応募多数の場合は抽選となる。アドレスは、poliranger20@gmail.com。