2日間の大学入学共通テストを終え、笑顔で帰路に就く受験生=松江市西川津町、島根大松江キャンパス
2日間の大学入学共通テストを終え、笑顔で帰路に就く受験生=松江市西川津町、島根大松江キャンパス

 大学入学共通テストが14日、山陰両県の7会場であり、受験生約4千人が理科と数学の試験に臨み、2日間の日程を終えた。試験の開始時間遅れや不正行為などのトラブルはなかった。試験を終えた受験生は、笑顔で各会場から帰路に就いた。

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 島根県内は島根大の松江・出雲両キャンパス、県立大浜田キャンパス、県立隠岐高校の4会場で2119人(志願者2402人)、鳥取県内は鳥取大の鳥取・米子両キャンパス、鳥取環境大の3会場で1931人(同2293人)がそれぞれ受験した。

 松江市西川津町の島根大松江キャンパスでの試験を終えた安来高校3年の増田颯太さん(18)は「緊張感がある中で力を最大限発揮できた。テストを楽しみながら最後までやりきった」とすがすがしい表情で話した。(小引久実)