國分功一郎氏
國分功一郎氏

 市民が公的に異議を申し立てることができ、また政府がそれに責任をもって応える体制においてこそ健全な政治が成り立つと説いた米政治学者ロバート・ダール氏の考えを引き合いに「議会にさえ配慮していれば民主主義が成立すると考えるのは幻想だ。周囲の意見に耳を傾けなければ民主主義は専制化する」と強調。「市民の運動を『権利の乱用』と表現するようでは、今後の市民の世論形成に非常に悪影響があると思う」と述べた。

 松浦市長は市民団体が2日に市議会本会議で意見陳述した後、記者団に「直接請求の権利はあるが、行使するタイミングがあると思う。いろんな手続きが終わってから出されるのはある意味で権利の乱用と言ってもいい」と述べた。