米子市が23日、市立彦名小学校で提供された給食の汁物に画びょう1個(直径10ミリ、針長8ミリ)が混入していたと発表した。児童が口に入れた時に気付いたがけがはなかった。
市教委学校給食課によると、22日に市立学校給食センターで作られ、配食された給食のうち「ふるさとじまん具だくさん味噌汁」に混入していた。同日は市内の小中学校と県立学校計11校で約4千食を提供していたが、他に、異物混入の報告はなかった。
センターの調理場内では画びょうを使用していないという。同じタイプの画びょうを使っている校内では点検をしたが、原因の特定には至っていない。警察への相談や被害届の提出はしておらず、23日は通常通り給食を提供した。
学校給食課の伊藤康恵課長は「安全安心であるべき学校給食でこのような事案が発生したことは極めて遺憾で、児童生徒の皆さまにおわびする」と述べ、再発防止に努めるとした。
(古瀬弘治)













