米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(29)から全国の小学校に贈られたグラブを使った野球体験会が28日、島根県飯南町頓原の頓原小学校であった。子どもから大人までキャッチボールなどを通して体を動かした。
グラブは「野球しようぜ」のメッセージとともに町内4小学校に計12個が届いた。
体験会は、野球の裾野拡大とグラブの寄贈をきっかけに町民にスポーツに親しんでもらおうと学童野球チーム「飯南ワイルドボアーズ」と町教育委員会が開催。選手に加え、これから野球を始めたい子どもたちなど約50人が参加し、グローブでキャッチボールをしたり、バットでテニスボールを打ったりして野球に親しんだ。
鋭いスイングでボールを打った頓原小学校1年の滝尻菜々海さん(7)は「(野球を)ちょっとやってみたいと思った」と笑顔。キャッチボールを楽しんだ赤名保育所の年中児、前川航三郎ちゃん(5)は「楽しかった」と話した。
(狩野樹理)