<短歌>

◇松江情脈短歌会(松江市)

晴れ着きて春まだ浅き風に乗り懐い出残し友は旅立つ 野津イマ子

子のそばに住むと笑顔で挨拶し隣のご夫婦島根を離る 大野 明美

街が浮きかたむき流れし日は遥か震災映像記憶を戻す 田中智恵子

空き家となる父の家にも春陽さし蕾膨らむ霧島ツツジ 平田  栄

双子座を貫くように進み行く「希望」という名のISSは 佐藤 杏子

たもとほる空き家の庭の父子草つんつん伸びて人待ち顔す 室...