JA鳥取西部(米子市東福原1丁目)が、1月下旬の大雪に見舞われた県西部の特産・白ネギを「雪かぶりねぎ」のネーミングで出荷を始めた。葉のそろい具合などの出荷基準を緩和し、3月15日までの期間限定で売り出す。夏場の猛暑を過ごして収穫間近だっただけに、雪害を受けた生産者の落胆は大きいが、厳しい寒さで甘さを増したネギを県なども支援して販促し、逆境を乗り越える。

 被害があったのは10月から翌年2月をシーズンとする秋冬ネギで、計約8ヘクタールが雪に埋もれた。

 「夏の猛暑を乗り越え、楽しみにしていたので悔しい」。米子市富益町の...