これまでに島根県を訪れた回数は、そろそろ両手の数に上る。初めて島根に来たのは、高校生の時のクラブ合宿。同級生たちとともに、出雲大社と松江市内を経巡った。一畑電車の窓から見た宍道湖の美しさに、皆で歓声を上げた。以来、お稽古ごとの師匠、大学の仲間、家族、そして仕事関係者…これほどさまざまな友人・知人と来訪を重ねる土地は、他にな...
石見銀山、心惹かれ舞台に この地で生きた人の姿追う 澤田瞳子さん <しまねを描く・直木賞作家エッセー>
残り1469文字(全文:1632文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる