世に文学賞はあまたあるが、芥川賞・直木賞の知名度は他に比べて桁違いである。映画にドラマ、マンガなど、作家が描かれる創作物には相当な頻度で両賞が登場するし、茶川賞だの直本賞だのと少々もじった名称に変更しても、「ああ、あの賞ね」と意味が通じる。それだけ人口に膾炙(かい...
残り1201文字(全文:1334文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる