第三章 相国墜つ(二十)  胸に様々な想いが込み上げ、涙として流れ落ちそうになる。だが、知盛は唇を強く噛みしめて懸命にそれを堪えた。  父のことに加え、高倉上皇の葬儀もあり、ここのところほ...