境港市出身の漫画家、故・水木しげるさんの人気作品「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターと写真撮影できる「AR(拡張現実)フォトフレーム」のサービスが25日、米子空港(境港市佐斐神町)で始まった。館内6カ所に設置したアクリル板にスマートフォンをかざすと、画面上にキャラが浮かび上がる仕掛けで、地元からの来訪者増につなげたい考えだ。
新型コロナウイルスの影響で空港の利用客数が大きく落ち込む中、市民らに気軽に空港へ訪れてもらう呼び水にしようと、鳥取県が設置した。
専用アプリ「COCOAR」をダウンロードしたスマホを、アクリル板(縦30センチ、横20センチ)にかざすと、キャラが画面上に映し出される。鬼太郎やねずみ男など6種類あり、館内でアクリル板を探し、一緒に写真撮影できる。
県まんが王国官房の野村芳幸課長補佐は「新たな観光スポットとして訪れてもらい、魅力を再発見してほしい」と話した。
7月1~31日に、空港内で販売する300円相当のアイスクリームやコーヒーが100円で購入できる割引キャンペーンも行い、呼び込みに力を入れる。 (岩垣梨花)













