島根県が、老朽化した県の漁業試験船「島根丸」の代替船を建造する方針を決めた。現在より約30トン大型化することで、比較的天候に左右されず、漁具試験や海洋観測などができるようになる。建造工事費は19億7千万円を見込み、2026年9月の完成を目指す。

 現行の島根丸(142トン)は5代目で、1993年に8億2千万円をかけて建造。乗組員は11人で、...