大正から昭和にかけて米子市と鳥取県南部町を結んだ「法勝寺(ほっしょうじ)鉄道」の開通100周年記念シンポジウムが9日、大正期の木製車両を展示する同町法勝寺のキナルなんぶであった。講演などを通じて町民ら約30人が鉄道の歩みを振り返り、利活用策を考えた。

 鉄道は旧日ノ丸自動車が運行。1924年8月に米子町-法勝寺間が全線開業し、...