次期戦闘機の第三国輸出を巡る与党協議が決着した。岸田文雄首相は当初、共同開発相手の英国やイタリアと対等な立場を求め、輸出解禁を急いだ。しかし自民党派閥の裏金事件が直撃し、政権の体力をそがれる中、強硬路線は封印。「平和の党」を前面に出し、ブレーキ役に徹した公...