直木賞受賞作「テスカトリポカ」で知られる、作家の佐藤究さんによる講演会が24日午後2~4時、松江市袖師町の島根県立美術館ホールである。「小説における超自然的なものの価値」と題して語る。
佐藤さんは1977年、福岡県生まれ。麻薬や臓器の密売を取り上げた犯罪小説「テスカトリポカ」で2021年、直木賞に選ばれた。受賞記者会見に文豪・小泉八雲のTシャツを着て登壇し、注目された。
松江市や島根県にゆかりのある直木賞作家を招いた連続講演会の最終回。ゲストは危険地帯ジャーナリストの丸山ゴンザレスさん。
講演会は松江観光協会が主催。入場料千円。定員150人で、前日までに申し込む。問い合わせ、申し込みは松江観光協会観光プロデューサー羽田昭彦さん、電話090(3108)1308。