境港観光協会は21日、妖怪を題材に流行や世相を詠む「第18回妖怪川柳コンテスト」の入賞作8句を発表した。一般の第一席には、東京都豊島区の男性(76)の「模試会場 ろくろ首だけ ひとり部屋」、中学生以下の第一席には東京都練馬区の女子中学生(13)の「雪女 必死で取り組む SDGs」が選ばれた。入賞作は協会ホームページで公開する。
コンテストは、妖怪文化を活用した境港市のPRを目的に2006年から実施している。昨年11~12月に募り、国内外から一般の部に2144句、中学生以下の部に478句が寄せられ、観光協会の結城豊弘会長と、特別審査員の漫画家弘兼憲史さんが両部の入賞作各4句を選んだ。
首の伸びる妖怪を受験生に見立てた一般の第一席の作品について弘兼さんは...