本紙「教えの庭から」の執筆者で浄土真宗本願寺派布教使、目次知(ち)浄(じょう)さん(73)=松江市古曽志町=が講師を務める講座「こころゆたかに~くらしに生かす仏さまの知恵」が4月8日、松江市殿町の山陰中央新報社文化センターで開講する。穏やかに過ごすためのヒントになる仏教の話を分かりやすく語る。
目次さんは浜田市金城町の寺に生まれ、大学卒業後、中学教員を経て、実家が営む保育園で乳幼児や保護者と向き合いながら寺の運営に携わった。約30年前から山陰で数少ない女性布教使として活動する。
2019年に本紙日曜付の読者ふれあいページ「教えの庭から」の執筆陣に加わり、読者に語りかけるような文章で仏教の教えを伝えている目次さんが、講座では受講生に直接語りかける。身近な仏教用語や仏事の意味を解説しながら、感謝や思いやり、礼儀などの大切さを説く。
午前10時から11時半まで。月1回の講座で、5月以降も第2月曜の同じ時間に開く。3カ月分の受講料6600円を事前に納める。文化センターの講座を初めて受講する人は入会金3300円が必要。問い合わせ、申し込みは松江教室、電話0852(32)3456、フリーダイヤル(0120)079123。