保育士を志す学生を募ろうと、県立大人間文化学部と同短期大学部(ともに松江市浜乃木7丁目)、大阪健康福祉短期大(同市西川津町)などが7月24日、県立大浜田キャンパス(浜田市野原町)で合同学校説明会を初開催する。これまで県西部では山陽方面に進学、就職する学生が多く、なり手不足が懸念されていた。県内養成施設で学んだ後の地元就職につなげる。

 いずれも保育関連学科がある出雲コアカレッジ(出雲市斐川町富村)、トリニティカレッジ出雲医療福祉専門学校(同市西新町3丁目)の計5機関が参加。

 もともと、県西部や隠岐郡には保育士の養成施設がなく、志望者は県東部や山陽方面の学校に進み、その地で就職する傾向が強い。県が2018年に行った実態調査によると、17年4月に県西部の保育施設に配置された正職員は求人53人に対し採用40人で、充足率は75・4%にとどまる。

 説明会はこうした状況の中、高校生や既卒者向けに、現場の需要が多い県西部への就職を検討してもらおうと企画。当日は午後1時から各機関が個別ブースを設けるほか、県西部の各市町村担当者による進学、就職の支援制度の紹介も予定。卒業後の進路選択に生かしてもらう狙いだ。

 県立大短期大学部保育学科の宮下裕一学科長は「保育士のなり手を掘り起こすとともに、保育の魅力を広く知ってほしい」と話す。

 入場無料だが事前にファクスで参加申し込みが必要。問い合わせは大阪健康福祉短期大、電話0852(67)3716。 (中島諒)