小田川真一理事長から義援金の目録を受け取る小村浩二事務局長(左)=松江市内中原町、日赤島根県支部
小田川真一理事長から義援金の目録を受け取る小村浩二事務局長(左)=松江市内中原町、日赤島根県支部

 山陰中央新報社と山陰中央新報社会福祉事業団は5日、能登半島地震義援金の3月分(最終)として、1165万7711円を日本赤十字社島根県支部(松江市内中原町)に寄託した。

 3月は185件を受け付けた。内訳は企業・団体が150件で、個人35件だった。

 義援金は1月5日に受け付けを開始し、3月29日までに計1284件、総額1億2970万2667円の善意が寄せられた。内訳は企業・団体が754件で、個人は530件だった。

 同支部であった贈呈式で、同事業団の小田川真一理事長から目録を受け取った同県支部の小村浩二事務局長は「多くの皆さまからの温かい善意に感謝する」と話した。

 同県支部は日赤本社(東京都)に全額送金。日赤本社は被災4県(石川、富山、新潟、福井)に設置された義援金配分委員会に全額を送る。各県の委員会で市町村への配分金額が決まり、市町村から被災者に義援金が届けられる。

 日本赤十字社は引き続き能登半島地震義援金を受け付ける。