【邑南】「ハーブの女王」と称されるラベンダーが、島根県邑南町矢上の香木の森公園で見頃を迎えた。鮮やかな紫色の細長い花が満開になり、園内に爽やかな香りを漂わせている。見頃は7月上旬ごろまで続く。
同園では3品種約500本を栽培。現在は、香りがよく、花にリボンを編み込んで作る「ラベンダースティック」などの加工品に使われる人気品種「グロッソ」が、園内のふれあい広場やグリーンハウス前の斜面に咲き誇り、夏の彩りを添えている。
指定管理者の町観光協会の村田光治常務理事は「夏に合った爽やかな香りが楽しめる。加工品にしてご家庭で楽しむこともできるのでぜひ摘み取りに訪れてほしい」と呼び掛けた。
開花状況次第だが、摘み取り体験は7月中旬ごろまで行う。中学生以上は1時間550円、小学生以下は保護者同伴で無料。火曜定休。問い合わせは香木の森クラフト館、電話0855(95)2369。
(糸賀淳也)