多彩な色や形状の多肉植物を眺める来場者=益田市高津町、島根県立万葉公園
多彩な色や形状の多肉植物を眺める来場者=益田市高津町、島根県立万葉公園

 近年、人気を集める多肉植物の展示販売イベントが14日、益田市高津町の島根県立万葉公園であった。山陰両県や広島、山口県から12業者が約7千鉢を並べ、来場者約1200人がユニークな形状の葉や根を持つ植物の魅力に触れた。

 多肉植物を販売する同市遠田町の「d plants S(ディー プランツ エス)」の島田裕子代表(47)が知り合いの業者に声がけし、同公園と共催した。

 会場にはサボテンやぷっくりとした葉が特徴的なハオルチア、塊根植物といわれるコーデックスなどがずらり。来場者が鉢を手に取り、色や形を確かめ、出展者に「大きくなりますか」などと声をかけていた。

 島田さんは「多肉植物は南アフリカやマダガスカルなど乾燥地帯を原産とし、それぞれが異なる形をしていて面白い。直接魅力に触れてもらおうと企画した」と話した。

(中山竜一)