松江市出身のピアノトリオバンド・Omoinotake(オモイノタケ)が5日、新曲「蕾(つぼみ)」を配信リリースする。4日に放送が始まる日本テレビ系アニメ「僕のヒーローアカデミア」第7期のエンディング主題歌として書き下ろした。
アニメは、漫画誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の堀越耕平氏による人気同名漫画が原作。人々が「個性」と呼ばれる能力を持つ世界を舞台に、主人公デクが個性を悪用する敵に立ち向かうヒーローになるため、仲間と共に成長していくストーリーだ。

「蕾」は、目まぐるしく変わるスピード感のあるビートと、体の内側からみなぎるエネルギーのようなサウンドに、決して「分かり合うことを諦めない」という強い願いを乗せて力強く歌った楽曲に仕上がった。
メンバーは中学からの友人同士で、ボーカル・キーボード藤井怜央さん、ベース福島智朗さん、ドラム冨田洋之進さん。上京後の2012年に結成し、21年11月にメジャーデビューした。今年1月に配信リリースしたドラマ主題歌「幾億光年」が話題を集めている。
「蕾」の詳細はバンド公式サイト。
(吉田真人)
<Omoinotake コメント>
連載当初から愛読しておりました、作品に携わることができて、本当に嬉(うれ)しく思います。曲を作るにあたり、改めて「ヒロアカ」に触れた時間の中で、デクをはじめとする、ヒーロー達の「人を想(おも)う姿」に、何度も心を揺さぶられました。「わかり合うことを諦めない」その気持ちを胸に、「蕾」という曲を書かせていただきました。作品と共に、あなたの深い場所まで、この曲が届いてくれたら、嬉しいです。