Omoinotakeの(左から)冨田洋之進さん、藤井怜央さん、福島智朗さん
Omoinotakeの(左から)冨田洋之進さん、藤井怜央さん、福島智朗さん

 松江市出身のピアノトリオバンド、Omoinotake(オモイノタケ)でベースと作詞を担当する福島智朗さんによる、本紙連載企画「Omoinotake 心の詩(うた)」が28日にスタートする。音楽活動で感じたことやファンへの思い、出身地・松江の思い出などをつづってもらう。



 オモイノタケの魅力を語る上で欠かせないのが、福島さんが生み出す歌詞だ。日本語の意味や響きを大切にしながら紡いだ言葉は、情景や心情が柔らかに浮かび、聴く人の心を優しく揺さぶる。

 福島さんは以前のインタビューで「歌詞を書く際、今でも島根の景色を思い出して書くことがたくさんある」と語り、生まれ育った古里の原風景を大切にしている。そんな福島さんが連載でつづる「思いの丈」に注目したい。(吉田真人)

Omoinotake

 メンバーは中学から友人同士の藤井怜央さん(ボーカル・キーボード)、福島さん、冨田洋之進さん(ドラム)。上京後の2012年に結成し、21年秋に「EVERBLUE(エバーブルー)」でメジャーデビューした。

 今月放送がスタートした、俳優二階堂ふみさん主演のTBS系火曜ドラマ「Eye Love You(アイ・ラブ・ユー)」の主題歌として書き下ろした新曲「幾億光年」が話題を集める。