【邑南】島根県邑南町矢上の「いわみ温泉霧の湯」で4日、女湯にバラを浮かべる夏恒例の「バラ湯」がある。昨年は新型コロナウイルスで中止となっており2年ぶり。近くの香木の森公園や花農家から集めた色とりどりのバラ約800本の香りを楽しんでもらう。2日はスタッフが花を切り、準備に当たった。
バラ湯は、香木の森公園からもらって始めたのがきっかけで、10年以上前から続く。香木の森や浜田市の花農家などから集めた赤やピンク、オレンジといった鮮やかなバラをスタッフが1本ずつ手に取り、はさみで切ってはケースに入れた。
指定管理者のサービス業「ウェルス」(邑南町高水)の三上政史ゼネラルマネジャーは「新型コロナで大変な時期が続くが、バラの香りでゆったりとくつろいでほしい」と話した。
男湯にはショウブを浮かべる。営業時間は午前11時から午後8時まで。入浴料は中学生以上700円、町民550円、小学生300円、小学生未満無料。問い合わせは霧の湯、電話0855(95)3505。 (糸賀淳也)