メダルの有力候補としてパリに乗り込む。バレーボール男子の主将でエースの石川祐希(ミラノ)は日本が優勝した1972年ミュンヘン以来、52年ぶりの五輪表彰台に挑む。「もう強い相手にも気後れしない」。世界ランキングを4位に上げた自信を胸に夏を待つ。

 初めて五輪に出た2021年東京は29年ぶり8強入りの原動力になったが「達成感はない。悔しさしかなかった」という。...