世界有数のスキーリゾートとして訪日客が殺到する北海道・ニセコエリア。高級別荘が林立するこの地に、あるアジアの国の政権中枢に近い一族が所有する物件がある。物件購入自体は違法ではない。だが、リゾートの国際化が急速に進む影で、日本の有名観光地を取り巻く状況も変化しているようだ。超富裕層の別荘地を取材して垣間見えた実態とは。(共同通信=武田惇志、北藤稔道)
▽10億円規模の別荘地
私たちがニセコに目を向けるようになったきっかけは、アメリカが制裁リストに加えたある企業の取材だった。カンボジアの華人系企業「プリンス・ホールディング・グループ」。アメリカ政府は、大規模な...












