島根県立古代出雲歴史博物館(出雲市大社町杵築東)で開催中の企画展「誕生、隠岐国」の来場者数が1万人に達し8日、節目となった大阪府和泉市の林孝弘さん(72)に記念品が贈られた。
林さんは妻の芳子さん(72)とともに3泊4日で中国地方を旅行中に、初めて同館を訪れた。錦織秀館長から認定証と図録を、マスコットキャラクターの雲太くんから館内カフェの利用券と記念品を受け取り「旅のよい思い出になりました」と喜んだ。
企画展は、古代の隠岐諸島をテーマに、中央国家の影響を受けた文化や、都に届けられた海産物に関する史料126点を展示している。観覧料は一般700円、大学生400円、小中高生200円。19日まで。
(佐藤一司)