【邑南】島根県邑南町山田の「パンとサンドイッチの店ルル」で3日、パン作りの体験イベントがあり、地元・出羽地区の子どもたち19人がプロに教わり、クロワッサンなどの本格的なパン作りを楽しんだ。
地区の子ども向けに各種体験イベントを開いている「出羽わんぱく学校」と出羽公民館が企画。4月にルルを開店した林光さん(34)が地域との交流を希望し、初めてパン教室を行った。
子どもたちはチョコバナナ、ブドウとパイナップルのクロワッサン、チーズとベーコン入りという3種類のパン作りに挑戦。林さんが事前に用意しておいた生地の上にベーコンとチーズをのせてくるんだり、ブドウをのせたりした。
変な形になったり、チョコやクリームをかけすぎたりしてしまい、終始笑い声が絶えなかった。窯にパンを出し入れするところも見学し、林さんの「200度前後で焼いている」などの説明に熱心に聞き入った。
参加した瑞穂小学校5年の服部凌虎君(11)は「クリームをかけたり包んだりするのが難しかったけど、自分で作って達成感があった。めっちゃおいしい」と喜んだ。
(糸賀淳也)












