カートレースの全国大会で活躍する小学生が鳥取県内にいる。日吉津村立日吉津小学校2年生の村上天晴君(7)。3歳の頃に乗り始め、神戸市であった小学生が主に出場する地方レースで5歳にして最年少優勝。その後も何度も表彰台に上った。F1レーサーになる夢の実現に向け、神戸市や三重県鈴鹿市などのサーキットに毎週末通って練習を重ねる。
カートに興味を持ったのは、家族旅行で沖縄に行ったのがきっかけだ。2人乗りカートに体験同乗し、間近で見た運転とスピードに魅了された。両親に頼んでプロドライバーが指導するチームに入った。
動画は2023年11月26日にフェスティカサーキット瑞浪(岐阜県)で行われたRMC瑞浪市長杯 Micro MAX 決勝の様子
カート競技は、金属パイプ製のフレームに、エンジンや座席など運転に必要なパーツだけを取り付けた簡易的な車を使う。F1カーやツーリングカーの世界に入る前の入門競技ともされる。車体やエンジン性能で階級が細かく分けられ、村上君が現在出場するクラス「マイクロマックス」は、最高時速が100キロに達する。
他のモータースポーツに比べ...