総会であいさつする森井三郎代表世話人=東京・銀座、ラウンジ日比谷
総会であいさつする森井三郎代表世話人=東京・銀座、ラウンジ日比谷

 山陰中央新報の連載企画「島根マインド~活躍する県出身者たち~」で紹介された首都圏の企業、団体のトップらでつくる「島根マインドの会」の総会が22日、東京都内であり、約30人が交流を深めた。

 森井三郎代表世話人(NDR会長)は、国内外で経済競争力の強化が必要との考えを示し、「マインドを高くしていかないといけない」とあいさつ。山陰中央新報社の松尾倫男社長は「ぜひ島根と縁を持ってもらい、田舎にたまに遊びに行ってほしい」と会員に呼びかけた。

 総会に先立ち、島根県美郷町の担当者が、イノシシや鹿などの獣害対策を起点に産官学民が協力して地域活性化を目指す町の「美郷バレー」構想を説明した。

 同会は2004年に掲載が始まった連載企画をきっかけに、05年から会員の交流や情報交換を目的に活動している。文化、スポーツで功績があった県出身者の顕彰活動にも取り組んでいる。(原田准吏)