【安来】安来市内の農産加工生産者団体が正月用品や地元産の新鮮な野菜を販売する「緑のフェスティバル青空年末市」が27日、同市今津町の市学習訓練センターであり、来場者がしめ縄や葉物野菜、切り花をこぞって買い求めた。
青空ふれあい市、伯太あいさい市、ごめたや、やすぎUIクラブ、えーひだ市場の5団体が参加。しめ縄や餅、葉ボタン、ナンテン、ホウレンソウ、塩漬けを戻した「塩出し物」のゼンマイなどを並べた。
約30人が列を作り、午前9時の開店と同時にお目当てのコーナーに小走りで向かった。人気のしめ縄はサイズや形状によって価格が異なり、主力商品は600~1300円ほどで販売。来場者は品定めしながら買い求めた。
青空ふれあい市(10人)の岩田和歌子代表(74)は「山の幸や里の幸を持ち寄った。多くの人に買い求めていただきうれしい」と話した。
市や県、JAしまねやすぎ地区本部でつくる安来農林振興協議会が毎年開いている。
(中山竜一)













