島根大(松江市西川津町)の学生4人が12日、インターネット上の違法、有害情報をパトロールする島根県警の「サイバー防犯ボランティア」に委嘱された。4人はインターネット上で見つけた詐欺サイトや薬物関連情報などを通報する。
委嘱は2012年に導入され、今年は島根県立大(松江市浜乃木7丁目)に続き2件目。委嘱期間は1年間。
島根大で委嘱式があり、島根県警サイバー犯罪対策課の平塚信一課長が「ボランティア活動は社会貢献につながるので、活発な取り組みをお願いしたい」とあいさつした。活動に関する研修があり、サイバー犯罪対策課員から、活動の注意点や悪質なサイトの捜し方、通報の手順について説明を受けた。
防犯ボランティアに応募した島根大材料エネルギー学部材料エネルギー学科1年、村上初音(はつね)さん(18)は「身近なインターネットに関して、ボランティアの立場から活動に力を入れていきたい」と意気込んだ。(松本ひろ)