さまざまな形や模様のある自然の石を風景などに見立てて楽しむ鑑賞石と山野草の展示会が15日、松江市殿町の島根県民会館で始まり、計約80点を来館者が興味深げに鑑賞した。16日も午前9時~午後2時半まで開く。
岡山、広島などの愛好者でつくる山陽愛石会と山陰石友会の有志が昨年に続いて開いた。高校生から80代までの出品者は北海道や徳島、福岡といった全国各地で石を採集。高さは10~40センチ程度で形や色から想像を膨らませ山脈、平原、山の間に流れる滝など風景に見立てた33点を並べる。
山野草はシライトソウ、ミツバシモツケなど丹精込めて育てた約50点がある。
同会の斎藤博事務局長は「石にはそれぞれ良いところがある。それを見つけながら楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。
(白築昂)