道路の路面にあるひし形の「◇」を見たことがない人はいないだろう。意味は「前方に横断歩道または自転車横断帯あり」を示す道路標示で、ダイヤマークとも呼ばれる。実は都道府県によって模様に違いがあるようだ…

 警察庁によると、ダイヤマークは原則、二つ1組になっている。横断歩道の手前30メートルに一つ、40~50メートル手前にもう一つ描かれているのが通常だ。主に信号機が設置されていない横断歩道の付近にある。

 道路法で、大きさは横1・5メートル、縦5メートルに定められている。ただ、その形について統一ルールはなく、各都道府県で微妙に異なっている。

 

 島根県内にある◇のマークは「∧」と「∨」を重ねたような形(写真)で、上半分と下半分の間に数センチの切れ込みが入っている。線の幅は道路法上、20~30センチとする規定となっており、島根は30センチだ。

 切れ込みを入れるのは、...