生前に身寄りがなく、引き取り手がいない「無縁遺体」は火葬後、行政が無縁墓や専用施設に安置する。安置先には限りがあり、独居世帯が増加傾向にある中で場所の確保など対応を迫られる。「無縁遺体」にならないよう、生前の「終活」支援に向けた調査研究に着手する動きも出始めた。
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5月17日、江津市波積町にある市営弓場墓地公園内の無縁墓。市市民生活課の職員が、「無縁遺骨」が入った骨つぼを安置した。墓標の下には...
「無縁遺体」納骨場所の確保に苦悩 市町村、「終活」支援の動きも
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