各選手が主体的に考え、状況に応じたプレーができるのが強み。各自の課題を全員で共有して意識を高め、自主練習などでプレーの質を高めてきた。

 先発投手を3人そろえ、昨年よりも投手陣が厚くなった。主将で主戦の照喜名は制球力があり、打たせて取る投球でアウトを積み重ねる。サイドハンドの2年の太田は打者のタイミングをずらすのがうまい。ピンチに強い内田は変化球に切れがある。

 冬以降は課題だった守備を磨き、失策絡みの失点は少なくなった。打撃は本塁打も狙える4番の山根が中心。失点を抑えながら、いかに効率良く得点できるかが鍵となる。照喜名主将は「打撃を強化し、昨年を超えるベスト8以上を目指す」と意気込んだ。

 
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