5世紀、中国で北朝の北魏と南朝の宋が対峙(たいじ)し、朝鮮で百済と高句麗が戦争状態という情勢の中、倭国(わこく)は武器の原料などとして重要な鉄の生産を朝鮮半島に依存していた。そのため宋の皇帝から冊封を受けて臣下となることによって、半島における軍事活動の正当性を獲得しようとした。 ...
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